警備員の仕事って、少しキツそうだけど給料が良さそうだし、採用のハードルも低そうだから働いてみようかなって思っている方はいませんか?
でも、警備員のアルバイトをするための面接ってどんな感じなんだろう?採用されたとしても、すぐに働けるのかな?なんて少し戸惑いも感じますよね。
そんな、警備員でアルバイトをするための面接から採用の流れについてご紹介しますね。
警備員のアルバイトを探す
警備員の求人を探す
現在は、スマートフォンで求人サイトを検索して探す方がほとんど。
年配の方の中には、コンビニなどで売っている求人情報誌などから探す方もいるかもしれませんね。
警備会社を選ぶ
警備業界は人材不足なので、多くの企業が求人募集しています。
警備会社を選ぶ基準としては、以下の3つぐらいでしょうか。
- 時給、日給が高い
- 自宅の場所から近い。
- 募集条件にメリットがありそう。
正直なところ、警備員の仕事を探す上では、どんな警備会社なのか気にする人はいないかもしれません。
やっぱり給料が高いところが目に入るんじゃないでしょうか。もしくは働きたい時間や日数など、自分の要望と合っていてメリットがあるかどうかだと思います。
あとは、自宅の場所から利便が良いかどうかだと思います。中には自宅の近所の人に知られたくないから自宅から離れた警備会社を選ぶということもあると思います。
でも結論から言うと自宅から近い警備会社がベスト。警備員の仕事は、勤務指示された現場に直行直帰がほとんど。警備会社の事務所に行く機会は、給料精算するための報告書の提出や、備品の受け取りがある場合ぐらいだからです。
求人募集に応募する
ここでは、インターネット求人で応募することを前提でお伝えします。
求人募集している警備会社を選んだら、その求人サイト内から「応募する(エントリーする)」などをクリックすると応募フォームなどのページに進み、必要事項を入力します。
必要事項を入力すれば、そのまま応募すれば、当日もしくは後日、警備会社の採用担当者から電話かメールで連絡があります。一般的には面接の日程や面接場所の確認と、面接時の持ちものを伝えらえることになるでしょう。
面接について
面接時の持ち物
一般的には簡単な履歴書(職歴書があれば)と筆記用具と身分証明書、場合によっては印鑑も持参するように言われる場合があります。
面接時の服装
最低限の身だしなみであれば良いという会社がほとんど。正社員として雇用希望であればスーツで行った方が良いかもしれませんが、アルバイトや契約社員として働くのであれば、マナーのある身だしなみで大丈夫だと思います。警備会社の採用担当者によっても違いがあると思いますので、無地やサイズ感のあったシンプルで清潔感のある服装を選ぶことが無難でしょう。
面接の内容
履歴書にもとづく内容がほとんど。応募した理由や、働きたい時間や日程、いつから働けるか、健康状態が一般的ではないでしょうか。
また、勤務エリアや警備の職種などを聞かれることも多いと思います。
工事の交通誘導警備の場合は、工事の現場次第で勤務先が毎回異なります。施設などの警備の場合は、施設の所在地が勤務先になることになり、どちらにしても通勤できるエリアや希望の職種を聞かれるという訳です。
警備会社の面接は、よっぽど健康状態に問題があったり、人格的に問題が無ければ採用される傾向だと思います。面接が終わると、警備員として働くために必要な研修に参加できる日程を聞かれ、後日研修に参加する流れになります。
実は、面接で採用されたらすぐに働けるという訳ではないのです。
警備員として働くための研修
警備員として働くには「新任研修」という、警備業法で決められた研修を受けなければ働くことができません。たとえ、短期のアルバイトとして警備員で働くとしても受講する必要があるのです。
新任研修について
新任研修は警備業法できめられた内容を20時間以上の受けなければなりません。警備会社の事務所や研修施設などで3~4日間かけて受講することになります。
警備業に関する法律の知識や、基本動作などを学ぶ基本教育と、実際に働く実務的な業務について学ぶ業務別教育があります。
研修指導員による講義とビデオやDVDを観る座学と、警備員として働く上での、交通誘導の練習などがあります。個人的には交通誘導の練習を増やして欲しかった印象がありました。
警備会社によって多少の違いがありますが、研修の期間も勤務扱いになり、給与や交通費も支給されるようになります。面接してからすぐに働けないといっても、研修期間も給与が発生するなら問題ないですよね。
補足ではあるのですが、警備員として働くようになってからも年度ごとに受けなければならない研修があります。
現任研修
警備員の仕事を続けて行く場合は、年度ごとに10時間以上の「現任研修」を受ける義務があります。
多くの警備会社は2回にわけて実施している事がほとんどでしょう。
内容としては新任研修のように、基本教育と業務別教育の振り返りのような内容です。私が働いていた警備会社では、実際の警備業務についてのグループディスカッションが毎回ありました。これが本当に面倒でした・・・
補足
アルバイトや契約社員として警備員で働く前に、健康診断書の提出が必要な場合があります。
警備会社によっては、新任研修の期間内に健康診断を、受講のスケジュールに入れている場合もあります。健康診断の費用については警備会社が負担している場合もあります。
働く現場によっては、その日の体温や健康状態、健康診断時の血圧などを報告しなければならないため、半年から1年に1回以上の健康診断を受ける必要があります。
警備員として働けない人
実は警備員として働けない人として警備業法で決められている条件があります。
上記の項目に該当する人は、警備員として働くことができないので注意してくださいね。
まとめ
警備員として、アルバイトや契約社員で働くまでの流れを紹介しました。
警備会社の求人の探し方は、インターネットなどの求人サイトから探して応募することが一般的。
応募した警備会社から面接の連絡があれば、面接をして業務内容の確認をすればほぼ採用されます。
採用されたとしてもすぐに働ける訳ではなく、警備業法で決められた新任研修を20時間受ける必要がある。
警備員として働けない条件に該当していないことが大事。
以上の流れを確認できれば、無事に警備員として働くことができます。
警備員として働くことは、制限される条件が多い訳ではないので、もし興味がある人は一度トライしてみてはどうでしょうか。
人材を募集している警備会社は多くありますので、もし肌に合わない会社だったとしたら、違う警備会社で働くって人も結構います。違う警備会社で働く場合には、再度研修を受ける必要がありますが、研修期間も給与が発生しますし、その時は経験者として優遇してもらえる場合もあるかもしれません。
是非、参考にしてみて下さい!
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